先日、長年闘病生活をしていた母が亡くなった。
母と暮らしていたのは高校生までで、それ以降ほとんど実家にも帰らず、自分は本当に親不孝ものである。しかし、棺の中に入れられた母を見たときは、さすがに涙がこぼれた。長い間お疲れ様。僕を生んでくれてありがとう。
世の中の男は大概マザコンだと聞くが、僕はどちらかというと、母のことがあまり好きではなかった。いつも父の言いなりで、自分の意見をはっきり言えないのだ。そんな母を見ていたせいか、僕が好きになるのはたいがい自己主張の強い女性だ。
このブログに母のことを書いたのには訳がある。それは、最近気が付いたことなのだが、高圆圆の顔が若かりし頃の母に似ているということ。2009年に出演した映画《南京!南京!》の高圆圆(下写真)は、特に似ていて驚いた。高圆圆のことが好きになったのは母の面影があったからなのか・・・。
結局心のどこかで母のような女性を求めているのかもしれない。